脳梗塞のリハビリ
脳梗塞になったために生じた、後遺症である半身麻痺や言語障害などを改善するためは、病院では理学療法士さんなどの専門家の指導のもと、リハビリを行っていきます。
ですが、病院を退院したからといって何もしないのでは症状はよりよくはなっていきません。家でもぜひリハビリは続けて行っていきましょう。
自宅でのリハビリテーションとは、病院で行ったリハビリテーションにより回復した機能などを維持していくためにとても大切なことです。
リハビリをしないでいると症状がまた悪くなる可能性もあります。麻痺している手首や指、肩やひじなどは、動かさないでいると関節がかたくなってきたりして来るからです。
これを防ぐために、自宅で出来るリハビリとしては、手の関節可動域訓練を家でもぜひ行って下さい。この、関節可動域訓練は、自宅で自分ひとりで行えるリハビリテーションです。
「手の関節可動域訓練」とは、どんなリハビリの方法なのでしょうか?
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脳梗塞のリハビリ〜関節稼働域訓練
麻痺している側の手の指は、放っておくと付け根が伸びたままの状態でかたまりやすくなります。
この場合にどういった方法でリハビリするのかと言いますと、麻痺している側の指の付け根に、麻痺してない方の手をあて、麻痺している方の手を覆うようにしてつかみます。そして付け根が曲がるようにグッと押してあげます。
次に、手首のリハビリです。麻痺している側の手首は曲がりやすくなっています。
両手を組んだじょうたいで、麻痺している側の手首が内側に曲がるようにしてください。次に麻痺している側の手首が外側に曲がるように、反対の手で押してください。
手首を動かすときは、その他の体の力や動きが影響しないようにし、手首のみに集中して行うのが良いでしょう。
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