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ただし、続けれる方のみ。当然ですが続けられなければ意味がありませんのであしからず（管理人）
心膜炎とは？
心膜は二重に心臓を包み、その開にわずかに水があり、心臓の収縮や拡張のときに摩擦の起こるのを防いでいます。胸膜が開を包んで呼吸運動を円滑にしているのと同じです。
心膜炎の原因
心膜炎の原因とは心膜の間に炎症性の水がたまるのが心膜炎です。ちょうど胸膜（肋膜）炎と似ています。
この溶出性の心膜炎が起こる場合は、ふつうリウマチ熱と結核性と原因不明の心膜炎です。また、肺炎や敗血症、膠原病、悪性腫瘍の転移でも起きます。
心筋梗塞や尿毒症でも起こりますが、たまった水は、ときに血液のまじっている場合があります。慢性の心臓衰弱でも、水がたまることがありますが、この場合は炎症性ではありません。
心膜炎の症状
心膜炎で心膜に水がたまるときは、普通は熱があり、ときには胸の奥に痛みを感じ、水がたくさんたまると、心臓を圧迫していろいろな症状を起こします。
疲れやすい、呼吸困難、右わき腹に痛み、腹水、むくみなどの症状がくることもあります。このときは、心膜腔に針を刺して水を取ると楽になります。
水がたまっているかどうかは、針を剌してみるのがいちばん確かですが、胸部Ｘ線写真や心電図でも推定できることがあります。もっとも簡単で正確な方法として、心エコー図があり、特に治療によってたまった水の量が、減っていくのを知ることができます。
心膜炎の治療
治療は胸膜炎と同じです。リウマチで起きたものは、針を刺して水を散らなくても、サリチル酸剤、アスピジンなどの大量服用、副腎皮質ステロイド薬の使用などでよくなります。
結核性のときは、ストレプトマイシンの注射とパスの服用をするほか、ときどき水を散らなければならないことがあります。